267話 ⭐️ 日銀植田新体制は、政策はかわるかなー?
アメリカの1月の
消費者物価指数は、前年同月比6.4%上昇、
卸売物価指数は6.0%上昇、
小売売上高は前月比3.0%上昇
と、
それぞれ市場予想を上回りました。
政策金利の利上げが長引くとの予想が強まり、円安ドル高となりました。
せっかく、ドル円が、落ち着いてきたと、思っていましたが、
続かないものです。
明日、24日に
植田さんの所信聴取によってどんなことがおきるか、おきないか、相場にどんな影響があるか、楽しみです。
日銀次期総裁候補の植田さんは、
緩和政策からの修正を見込んでいるかもしれないと、予想もされていますが、
少し前のインタビューでは、
現在の日銀の政策は適切であり、当面は金融緩和を続ける必要があると発言しています。
そのため政策変更の時期や具体的な政策について発言を控える可能性もあります。
政策変更について具体的な説明はないかもしれませんが、金利操作やマイナス金利の効果と副作用に対する植田さんの認識について質問される可能性があります。
植田さんの返答が、今後の政策を見通すヒントになる可能性もありそうです。
植田さんは、
昨年2022年7月の日本経済新聞の長期化した異例の金融緩和の今後については、どこかで真剣な検討が必要と、考えを示しています。
もしかしたら、踏み込んだ内容を主張することもあるかもしれません。
ですが、
その主張によって、市場にかなりの影響が、及びます。
なので、明日、24日の所信聴取は、慎重に、当たり障りのない発言に終始するかも知れません。
植田さんが24日の所信聴取で、現時点では緩和が適切であり継続を支持すると述べて、
一時的に円安になるかもしれません。
けれど、
いつになるかわかりませんが、いずれ日銀の政策修正があるはずです。
少しでも修正の匂いを感じさせると、円高に敏感に動くと、予想されます。
24日の植田さんの所信聴取を皮切りに、
3月9日、10日の黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合、
4月27日、28日の植田新体制による初めての金融政策決定会合が予定されています。
これらのイベント前後には日銀の政策修正への期待が高まり、円高に動くことも、予想されます。
昨年のような、超円安になることは、まず、考えられなさそうです。
植田新体制は、いつ、金融引締めに転じるか、そしてどう市場が変化するか、とても楽しみです。
皆んなが、豊かになりますように、、、。
戦争、天災が、なくなりますように、、、。
楽天トウシル他、抜粋させて頂きました。
いつも、ありがとうございます。