246話 ⭐️ 金利と為替と投資信託
日銀の黒田総裁が岸田首相と会談で、
現在のドル高、円安について、
「急激な為替レートの変動は好ましくない」と、急激な円安進行に警戒する発言をされました。
そして、一時ですが、
ドル高、円安にブレーキがかかりました。
ユーロも、
誕生以降初めて0.75%利上をげし、
インフレを抑制するために、
さらなる利上げの予定しています。
ユーロ円も1ユーロ=144円台まで上昇し、
ユーロ高、円安が進んでいます。
外国の投資信託も
「為替ヘッジ有り」と「為替ヘッジ無し」で格差が広がっています。
為替変動の無い、「為替ベッジ有り」は、
ずどーん!と下落し、
為替の影響を受ける、「為替ベッジ無し」は、下がっては、いるものの、為替ベッジ有りほどでは、ありません。
同じように運用をしていても、
為替のヘッジの有り、無しの違いで、びっくりするほど、パフォーマンスに差がついてます。
10年ちょっと、投資信託をやって、
きましたが、こんなに差が付いたのは、初めてです。
アメリカとユーロ圏で、為替ヘッジの有り無しでパフォーマンスの差異が大きく違うのは、
金利差による、為替の変動率に差があるためです。
日本が、金利を上げるか、アメリカやユーロ圏が金利を下げれば、状況は、変わります。
アメリカもユーロ圏も、これからも、金利をあげると、予測されています。
日銀の姿勢が変わらない限り、
現在の日本対、アメリカ、ユーロ圏の金利格差は拡大する方向にあるようです。
円がアメリカやユーロ圏の通貨に対して下落しやすい状況が続くと、考えられています。
海外の資産を投資対象にした投資信託などを選ぶ場合は、為替ヘッジの有り、無しにも配慮をして商品を選ぶようにしないと行けないかも知れないです。
私は、為替の変動のある、「為替ベッジ無し」を、えらんでいます。
「為替ベッジ無し」は、外国株式の値上がりと、外国通貨の値上がり、この2つの値上がりが同時に起こると、為替の変動の無い、「為替ベッジ有り」より、上がり幅が大きいだろうと思っています。
以前、「為替ベッジ有り」は、為替の変動を考えないですむので安心と、聞いたことがありますが、そうでは、ないと、私は、思っています。
(あくまでも私の考えです。あっているかは、わからないですが、、、。)
今まで、為替ベッジ有りも無しもさほど差は、ありませんでしたが、
こんなに、差がつくことがあるんですね。
そのうち円高になれば、為替の変動のない、「為替ベッジ有り」のほうが、上がることもあるかもしれませんね。
上がっても下がっても、長くコツコツ積み立てを続けていくだけですが、、、。
投資を始めてから、為替や世界の経済などに興味を持つようになりました。
大してわかっていないかもしれないけれど、
自分なりに
いろんなことが知れて、楽しいです。