215話 ⭐️ ロシア投資信託順次買付解約停止に
ロシアルーブルが、暴落して、各社で、取り引きが、出来なくなっているみたいですね。
グラフを見ましたが、一気に急降下してます。
ロシアの投資信託も、
多くが、買い付けも、解約も停止されているようです。
楽天市場トウシルにこのように書いてありました。
楽天証券では、
ロシア関連の投資信託のほか、部分的にロシア株式を組み入れた新興国株式の投資信託も運用会社の判断で、順次買い付けや解約の申込を停止しています。
楽天証券の投資信託で、停止してる商品は、このような文章が書いてあります。
⭕️ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、ロシア関連資産の価格変動が大きくなっています。お取引にあたっては十分ご注意下さい。
本件ファンドは、委託会社の判断により、設定・解約の申込み受付を停止しております。⭕️
投資信託を運用する運用会社がこの対応を取らざるを得ないのは、
ロシア関連の資産の急激な流動性の低下によるためです。
金融市場における流動性は、交換のしやすさです。買いたい時に買えて、売りたい時に売れるかどうかです。
市場に出回る量が多く、買いやすい、売りやすい状態を流動性が高いと言います。
市場に出回る量が少なく、買いにくい、売りにくい状態を流動性が低いと言います。
ウクライナ侵攻によって、
世界がロシアに経済制裁をしています。
ロシア市場へのアクセスは、遮断されています。
基準価額は、下がり続けています。
取引が停止されるのは、厳しいと、思います。
なぜ、運用会社は、取引停止の対応を取ったのでしょう。
投資信託を運用する運用会社は、全ての投資家を公平に扱う義務があります。
例えば、
5億円保有する投資家Aさんと、
1,000円だけ保有する投資家が50万人だったとします。
5億円保有のAさんと、50万人の1,000円投資家が同日に解約を申し出た場合、
運用会社は、全ての投資家に同じタイミングで解約資金を準備しないといけません。
誰かを後回しには、できないのです。
運用会社が投資信託で保有する株式や債券を売却できない可能性があると判断した場合は、解約にも制限をかけます。
解約まで制限されるのは珍しいらしいですが、、。
新興国資産以外では、時価総額が小さい中小型株式や、上場から年月の浅い新興市場銘柄があります。
これらは、流動性リスクがありますが、高いリターンが期待できます。
流動性の低い中小型株式の投資信託は、残高が増えて、適切な資産規模での運用が維持できなくなる恐れがあると、販売を一時的に停止したり、リスクをコントロールしながら運用してます。
流動性が低い、悪いと、停止せざるを得ないんですね。
私も、ロシアが、ほんの少し入っている、(ロシアは、2.5%と書いてありました)投資信託を持ってますが、いまのところ、停止は、されてないようです。
少ないから影響がないのかどうかわかりませんが、
今のところ、売り買いできるようです。売っても仕方ないので、そのまま、持っていようと、思います。
プーチンの侵攻で、金融市場も、混乱しています。
プーチン、やってること、おっしゃることも、何をお考えになっているのか全くわかりません。
原発も、、、、恐ろしいです。残酷です。
やってないと、おっしゃっているそうですが、、、。
ずっと、想像でいないことばかり、起きてるけれど、
早く、平和になりますように、、、
紛争が、終わっても、元どおりなるまで、どれだけの時間が、かかるんだろう。
花粉症、つらいです。