209話 ⭐️ アメリカ利上げで、株式にかわる魅力的な投資はあるの?
アメリカが、利上げをすると、投資などに、どう影響していくのか気になります。
1月26日に、3月上旬までに量的緩和を終了し、利上げを行うことを明らかにしました。
その報道後、株価は、下がり続けてます。
モーニングスターのファンドニュースにこんなことが書いてありました。
過去を振り返ることが、大事。
前回の2015年の
アメリカの利上げ開始時には、
アメリカ株が高値から一気に下落しました。
ですが、株安の期間は数カ月で、その後は株高に転じました。
国内株式、先進国株式、新興国株式の投資信託のインデックスファンドは、
2015年12月の利上げ開始の直前月に付けた高値から4ケ月間、下落しました。
その後、一旦反発し、
利上げ直前の7ケ月後に2番底を付けた後に大きな上昇に転じました。
持っている株式投資信託を、利上げ開始による株価の下落を恐れて、売却したとしても、
数ケ月間の低迷期に、上手く買い戻しができなければ、
値上がりする株価を追いかけて高値で購入してしまいます。
一旦現金化して下落リスクを回避しようと動くことの価値はあまりないのでは、、、、。
買い直すタイミングをのがして株高による収益を減らしてしまう恐れがあります。
ちなみに2番底は、イギリスがEU離脱を決めたことによる下落でした。
同年には、トランプ大統領が大統領選で選出されたました。
トランプ大統領、個人的に混乱させてばかりのように感じてましたが、、、、。
このような環境にもかかわらず、株価は、世界的に堅調でした。
現在は、ロシアがウクライナ国境に大規模な軍隊を送り込み、アメリカを中心としたNATOの拡大の動きを封じるためにウクライナ侵攻の危機にあるといわれています。
コロナウイルスも、収束しません。
今、抱えている問題が大きく世界経済を揺さぶれば、
年内に3回ないしは4回と予想されているアメリカの利上げ回数は減る可能性もあります。
計画的な利上げが実施できることは、それだけ経済が強くしっかりしている証拠です。
残念ながら、株式以外の資産は、この利上げによって、あまり良い投資対象とは、いきませんでした。
先進国国債は利上げ期間を通じて低迷し続けました。
国内REITや国内債券は、アメリカの利上げ当初は、値上がりましたが、その後はさえませんでした。
先進国REITも、株式ほどの上昇は、ありませんでした。
しかし、前回の利上げで、株式への投資が大きく報われました。
パウエルFRB議長の会見でも、アメリカ経済がしっかりしていることは繰り返し強調されました。
景気が良いからこそ、利上げに米国経済は耐えられるということです。
このタイミングで株式を手放しても、株式に代わるような魅力的な投資資産はあまりないということです。
と、モーニングスターのファンドニュースには、ありました。
(モーニングスターは、投資信託を評価する会社です。なので、投資資産は、投資信託の商品についてのみ書かれていると思います。)
株価が下がってきた今、何か上がり始めたのは、ないか?
金利に関係してるのでしょうか?
一時的かも知れませんが、日本円に対するアメリカドルが、今、上がっています。
コロナが、落ち着いてきた南アフリカランドも、上がったり下がったりしながら少し上向きになっているように感じます。
アメリカと日本の株価の動きと、為替、リート、債権の動きも気にして行きたいと、思います。
利上げに寄って、2015年の時と同じように株式が報われるのか、はたまた、株式にかわる魅力的な投資先がでてくるのか?
どうなるんだろう?🙄
今年のオキザリス、なんだか咲きがイマイチのような気がします。ツボミは、沢山のあるのでこれから咲くのかなー。🌸