115話 ⭐️ あの時、無理をしていたら、、、。
今から、2、3年前は、
私のようなパートのおばさんでも、大きなローンを組んで都心の山手線内、1,500万円の築浅の区分所有マンションが買える見込みのある時代でした。
その当時、東京は、築浅の区分所有マンションブームでした。
山手線内の入居率は99.9%、
山手線内を買えば、空家になるリスクはまず無く、家賃収入も途絶えることは無いと言われてました。
また、物件の値段もどんどん上がっていました。
私の夢の1つは、大家さんになることです。
ですが、未だに叶っていません。
物件の値段は、上がっているとは、いえ、マンションは、古くなります。
あちこちこわれて、修繕費が、かかります。
最終的に、危険で、住めなくなるのでは?
その前に、買った値段より高く売れるのか?
今、ブームで上がっていると言うことは、ブームが去ると、安くなるか、売れないかもしれません。(オリンピックを予定してたこともあって都心は、上がっていたのかもしれません。)
また、私のような職業がパートのローン返済期間は、普通のサラリーマンより短く25年です。
入居者がいて家賃収入があっても、毎月のローン返済は、2万円ほどの赤字になります。
ローンを払いながら、多少でも、家賃収入があれば良いのですが、毎月2万円も自分でお金を払っていては、意味がありません。
考えた末に、区分所有マンションの購入は、諦めました。
区分所有マンション以外にも都心から外れた古い1ルームマンションやアパート(学生さんや、収入が比較的少ない方向け)なども探してみましたが、空室の心配、家賃滞納の心配、最終的に買った値段より、高く売れないと、成り立たないないと、諦めました。
その約1年後、スルガ銀行問題がありました。スルガ銀行問題後、銀行の お金の貸ししぶりが始まりました。
黒字経営の 大家さんでさえ、更に物件を購入するのにローンが組めずに苦労していると、聞いたことがあります。
そして、今、コロナで、経済が大変なことになっています。
テレビでは、家賃を払えなくて、困っている報道を見ますが、
多くの大家さんも、家賃が入らないとローンを返せないと、大変なことになっています。
そんな、苦労を、聞くたびに、
あの時、無理をして、不動産を、買ってしまっていたら
私は、どうなっていただろうと、想像すると、ぞっとします。
地震や、台風、コロナ、誰もが想像もつかないような、災害が多いです。
やっぱり、私のようなパートのおばさんは、無理なく出来る範囲でやっていくのが安全で、安心なのかも知れません。
この先、不動産がどうなっていくのかわかりませんが、、チャンスは、来るかも知れないと信じて、無理をせず、情報取集を続けたいと思います。
ヒメサユリが咲きました〜。