お金は働きもの??

年金はあてになるの?貯金の利息はほぼ0円。 パートタイムで働くおばちゃんがやってる老後の資金作りのお話です。過去の経験、今やってること、それから、お金とは関係ない、出来ごとを 書いてます。

159話 ⭐️ ワンオペ問題を改善するために

 

投信ニュースから

 

 

フィデリティ証券は、

ロボアドバイザーと人のアドバイザーが、サポートする、資産運用サービス、

【ザ、ハイブリッド】を

今月、7月から開始しました。

 

 

日本の金融資産が貯金に偏って、

資産運用が広がらない状況を

資産運用の【ワンオペ問題】と言います。

 

 

フィデリティ投信では、

投資大国のアメリカで行っているアドバイザーによる助言を日本に定着させれば、

日本の資産運用を変えることができると考えています。

 

フィデリティ投資の社長さんは、

【ザ・ハイブリッド】は、

日本のロボ・アドバイザーサービスを 一段向上させるサービスと 位置付けています。

 

フィデリティ投信が、欧米で行っている、

【Fidelity Go】というロボアドバイザーに、

アメリカでも 優秀な人のアドバイザーを通じた、金融学習を組み合わせて、

日本市場にカスタマイズしたサービスを行い、

【資産運用の最初の一歩を促そう】と、

言うのです。

 

【ザ・ハイブリッド】の開発にあたって、

日本で行った、投資運用の調査結果で、

日本の投資家は、資産運用を実行していても 約8割が運用に自信がなく、不安を抱えながら運用を続けているということがわかりました。

その不安の原因は、【知識不足 約60%】に加えて、【資産運用について相談する相手がいない   約80%】ことが大きな要因でした。

相談相手もなく悩みながら資産運用を続けている状態を、【ワンオペ問題】として取り上げ、この問題の解消となるサービスの開発を行いました。

 

【ワンオペ問題】が解消すれば、

預貯金だけでなく、資産運用に 踏み出す人が増えて、

不安を抱えながら運用している投資家は、積極的に運用できることにつながり、

結果的に、日本の資産運用業界を大いに活性化すると、期待されています。

 

また、ロボアドバイザーだけでは、信頼できないと言う、不満もあることから、人のアドバイザーがアドバイスをすることで、全面的には、信頼が置けないというロボアドバイザーの不安や不満に対する解決策になると考えられています。

 

アドバイザーは、運用開始にあたって、ゴールを設定し、そのゴールを目指す最適なポートフォリオについて相談に応じ、3カ月に1回の運用経過報告と運用商品の見直しなど、長期にわたって運用アドバイスを提供していきます。

アドバイスは、共通の画面を参照しながら電話等で実施します。

 

このようなアドバイスが、不要な人は、ロボアドバイザーだけを活用して、全てを自己判断で運用していくこともできます。

 

 

アメリカの資産運用に、詳しい、明治大学の、沼田優子先生は、

今、米国は、有価証券運用が個人金融資産の5割を占めています。

アメリカが、投資運用大国になる過程において、アメリカでも【ワンオペ問題】の対策が進んだ歴史があるとおっしゃっています。

アメリカも、かつては、預金が個人金融資産の中心でした。

資産運用の、アドバイザーをもうけることからはじまり、

アドバイス内容を

マクロ分析、アセットアロケーション提案、銘柄選択、個別商品の推奨など、徐々に 階層化して、どの部分のアドバイスまでを行うかによって異なるサービス料金のアドバイスサービスが現れ、個人が必要に応じたアドバイスをリーズナブルな価格で購入できるようになりました。

そして、アドバイザーが、普及していきました。

 

結果、アメリカは、資産運用に対する不安感がうすれて、資産運用が、高まっていったそうです。

 

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アメリカも、【ワンオペ問題】があったんですね。

 

 

フィデリティ投信さんだけでなく、

最近では、私の近所の銀行も、顧客の資産を増やすためにと、動いてくれています。

 

日本も、いずれ、ワンオペ問題が、解決できそうですね。

 

【ザ、ハイブリッド】は、いくらで、できるのか?

それとも、投資金額によって、アドバイスをしてもらえるのか? 

アメリカの優秀なアドバイザーのアドバイスって、どんなアドバイスが、

気になります。

 

そのうち、ネットに評価が、でてくるかな、、。

評価、気になります。

 

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