141話 ⭐️ 複利効果の凄いところ
今の 日本の貯金の利息は
普通預金で年間 0.001% から
定期預金で利息の高いもので、0.2%ぐらいです。
例えば
100万円を、0.2%の利息の定期預金で50年間貯金をします。
1,000,000円 ×0.002 = 毎年 2,000円の利息がつきます。
1年目 総額は1,002,000円
2年目 総額は1,004,000円
3年目 総額は1,006,000円
4年目 総額は1,008,000円
5年目 総額は1,010,000円
⇩ ⇩
10年目 総額は1,020,000円
20年目 総額は1,040,000円
30年目 総額は1,060,000円
40年目 総額は1,080,000円
50年目 総額は1,100,000円
50年間貯金をして、100万円 が、110万円になりました。😀
このように、毎年、100万に、利息が付くことを【単利】といいます。
では、こちらは、
例えば
100万円で年利率5%の投資信託を50年間 持ち続けます。
1年目 1,000,000円 × 1.05= 1,050,000円
2年目 1,050,000円 × 1.05= 1,102,500円
(1年目の利息を含む総額 × 1.05= 2年目の総額)
3年目 1,102,500円 × 1.05= 1,157,625円
(2年目の利息を含む総額 × 1.05= 3年目の総額)
4年目 1,157,625円 × 1.05= 1,215,506円
(3年目の利息を含む総額 × 1.05= 4年目の総額)
5年目 1,215,506円 × 1.05= 1,276,281円
⇩⇩
10年目 1,551,328円 × 1.05= 1,628,894円
20年目 2,526,950円 × 1.05= 2,653,297円
30年目 4,116,135円 × 1.05= 4,321,135円
40年目 6,704,751円 × 1.05= 7,039,988円
50年目 10,921,333円 × 1.05= 11,467,399円 😄
100万円が 50年で、1,000万円を超えました〜。🌺😳
これが、【複利】です。
前年の利息を含む総額 × 利率 = 今年の利息を含む総額
【複利】で長〜く積んでいるだけで、雪だるまのように、お金が大きくなっていきます。⛄️
(注❗️計算はわかりやすいように、価格変動無し、利息を一定にして計算してます。投資信託は、価格も利息も上がったり下がったりします。)
貯金と投資信託で、50年間でこんなに差がつきまた。
貯金 100万円 → 110万円
投資信託 100万円 → 1,000万円 🌺
長〜く、コツコツ、投資信託を積立てているだけで、
【複利効果】で、お金は、勝手に膨らんでくれます。
❌ちなみに、長期投資信託をするのに買っては、行けない投資信託は、【毎月分配型】です。
❌【毎月分配型】について
毎月配当金のようなお金がもらえます。毎月貰った金を再投資すれば、複利効果があるように思えますが、【毎月分配型】の ほとんどが、投資家から集めたお金を取り崩して分配してるので、複利効果が、無いどころか、お金が、減ってしまいます。
おさらい〜
【単利】 : 元金に毎年の同じ利息がつくこと。
【複利】 : 前年の利息を含む総額 × 利率 = 今年の利息を含む総額 。
長ければ長いほど雪だるまのようにお金が大きくなっていきます。⛄️ 🌺
長期投資信託は、積立ているだけで、
140話⭐️で書いた【ドルコスト均等法】と、【複利効果】が働いて、お金が膨らんでいきます。
長期投資信託は、凄いんです。