59話 ⭐️ iDeCoで自分の年金を作る⑤ 金融機関を選ぶ
【iDeCoを始めるのには金融機関(運営管理機関)選びは、重要です。】
iDeCoを扱う金融機関には、
銀行、信託銀行、証券会社、保険会社、信用金庫、労働金庫
などがあります。
iDeCoの口座を持てるのは、1人、1つの金融機関のみです。
iDeCoの口座は、金融機関によって手数料や、選べる商品の数、サービス内容が大きく違います。
ずっと利用してるからと、近所の銀行なら安心と、近所の銀行でiDeCoの口座を開くのは、痛い失敗をする可能性があります。また、iDeCoを扱ってない金融機関もあります。
iDeCoの口座を開くと毎月一定の手数料が必要になります。
【1】毎月、支払う 運営機関手数料は金融機関によって差があります。
手数料が無料の金融機関もあれば月に約500円を 取る金融機関もあります。、
運営機関手数料が無料と月に500円では、年間で約6,000円も差がついてしまいます。
10年で 6万円
20年で12万円
30年で18万円
40年で24万円
と、長期期間になると、手数料に大きく差がつきます。
【2】商品の数が充実してることも大切です。
商品の品揃えについては、元本保証の商品はどの金融機関にもあります。
資産を増やす、変動型の投資信託の品揃えはチェックする必要があります。
(投資信託を選ぶ理由については56話 ⭐️参照)
商品の数が 少ない金融機関で10銘柄、最多で35銘柄です。(以前は、多い金融機関で60銘柄以上、ありましたが、2018 年 5 月に施行された確定拠出年金法等の一部を改正する法律に基づく商品数 の上限は、35銘柄になりました。)
私が、iDeCoを行なってるSBI証券では、60銘柄以上ありましたが、徐々に銘柄を減らしてるようです。
【3】信託報酬(投資をした資産総額 から金融機関や運用会社に毎年1回支払うお金です。目には見えませんが、毎年、資産から自動的に引かれてます。)が運用会社や販売をしてる金融機関の利益になるので信託報酬が高い商品を多く扱う金融機関もあります。販売する金融機関は、売った商品を投資家にずっと長く持ち続けてもらうことによって、毎年、信託報酬が入るのです。そして、投資家の資産は、毎年1回、削られるのです。😥
信託報酬は自動的に目に見えないところで引かれるのでお金が引かれる実感はわかりませんが、この信託報酬は、長く運営しお金を増やすのに妨げとなります。
ちなみに信託報酬は
銘柄によって決まってます。
安いので0.13% 〜 高いので2.1%
(2016年11月30日現在)
パーセント なのでお金をが増えてくるとどどんどん多く引かれます。
例えば)
資産(運営総額) 年に1度引かれる信託報酬額
↓↓ ↓↓ ↓↓
0.13% 2.1%
10万円 130円 2,100円
50万円 650円 10,500円
100万円 1,300円 21,000円
200万円 2,600円 42,000円
500万円 6,500円 105,000円
1,000万円 13,000円 210,000円
と、信託報酬の安い0.13%と高い2.1%では、こんなに引かれる額に差がでます。
信託報酬は、出来るだけ安く押さえてたいです。
【銘柄が揃ってない、コストが高い(運営機関手数料や信託報酬が高い商品ばかり)といった金融機関では、思うように運用ができない(お金が増えない)恐れがあります。 】
【iDeCo口座を作る時は最初に加入するときに、納得のいく金融機関(運営管理機関)を選ぶことが大切です。】
途中で、金融機関の変更はできますが、保有してる商品を全て売却しなければなりません。変更には1〜2ヶ月もかかります。
【4】iDeCoに加入するのには、手数料がかかります。
◯国民年金基金連合会に
2,777円
を1度だけ支払います。
これは加入者全員が支払う費用です。
このほかに、新規加入時に別途費用がかる金融機関もあります。
◯運用期間中に毎月かかるコストは、
①国民年金基金連合会に収納手数料 月 103円
②事務委託信託銀行に事務手数料 月 64円
③金融機関(運営管理機関手数料) 月 0円〜500円
①と②はiDeCo加入者全員が毎月支払う手数料です。合計169円です。
③は【1】で説明をしましたが、金融機関によっては無料のところもあれば、毎月500円も払わないといけない金融機関があります。
参考までに、上記は2016年11月30日現在の主な金融機関のiDeCoに掛かる手数料が記載されてます。
現在では、各、金融機関は、運営機関手数料を以前より、安くしたり、変更をしてるようです。
ちなみ、私が行なっているSBI証券は、以前は、資産残高が50万円未満の場合、運営機関手数料毎月324円、取られてましたが今は無料です。
これは投資評価機関モーニングスターが分析、評価をした、iDeCo金融機関サイトランキングです。
(2016年11月30日現在)
手数料、信託報酬、商品の品揃え、サイトの使いやすさなどを総合評価してます。
1位はSBI証券です。
私はこのランキングみて、また、数人の知り合いが同じ時期にSBI証券でiDeCoを始めるということもあって、SBI証券でiDeCoを始めました。
【5】下記の写真は上記iDeCoサイトランキングのトップ3で扱っている銘柄です。
(2016年11月30日現在)
特に確認しておきたいのが信託報酬の安いインデックスファンドです。
投資信託の種類にには、インデックスファンド、アクティブファンドなどがあります。(インデックスファンドは、日経平均株価 や NYダウなどの株式指標(インデックス)と同じような値動きをするように作られた投資信託の1つです。人の手間がかからないので、信託報酬が安いです。
また、運用益を狙うのがアクティブファンドです。アクティブファンドは、人の手が掛かり、信託報酬が高いです。実際のところ、アクティブファンドのほとんどが、インデックスファンドに運用益は今のところ、負けてるそうです。)
注意‼️【iDeCoを始める前にくれぐれもご本人で確認してください。】‼️
1位)SBI証券
2016年11月は当時は62銘柄ありましたが
2018 年 5 月に施行された確定拠出年金法等の一部を改正する法律に基づく商品数 の上限は、35銘柄となり、現在は写真に記載より徐々に減らしてます。
運営管理機関手数料 (2019年2月15日現在)
無料
2位)楽天証券
運営管理機関手数料(2019年2月15日現在)
無料
3位 りそな銀行
運営管理機関手数料 (2019年2月15日現在)
2年間 無料
3年目から 262円
ぱっとみて、SBI証券の商品の充実さがわかります。信託報酬(写真右)の少ない、インデックス(運用スタイル、パッシブ)も充実してます。
ということで、私はSBI証券で、下記の2銘柄にiDeCo投資信託を行なっています。
🔴 iFreNYダウ・インデックス 信託報酬 0.24%
🔴 EXE-i新興国ファンド 信託報酬 0.39%
どちらも、比較的、信託報酬の少ないインデックスファンドです。
この2銘柄を選んだ理由は信託報酬以外にもあります。
世界のリーダーは、まだまだアメリカだと思います。世界経済は全てアメリカに左右されてます。そして、アメリカは投資大国です。子供のころから投資の大切さの教育受けて、どんどん投資をしてます。アメリカの一般家庭の資産もほとんどが投資で貯金は少ないです。
アメリカ人は、日本人のように投資はギャンブルだと思ってません。日本の投資は、デイトレード(デイトレードは投資ではありません。投機です。)ばかり 有名で、本当の投資を知ってる人はいまだに、少ないようです。
また、新興国は今、勢い良くどんどん発展してます。
偉大な力のアメリカと、新興国のこれからの発展を期待して、この2銘柄を購入してます。
注意‼️ 私は自分の考えで行なってます。もちろん、失敗をしても自分の責任です。
銘柄選びはくれぐれも自分の考えで自分の責任で行ないましょう。‼️
iDeCoの口座を開く金融機関のポイントは
【1】毎月、支払う 運営機関手数料が安い金融機関。
【2】商品の数が充実してる金融機関。
【3】信託報酬が安い商品が充実してる金融機関。
です。
どの金融機関も、手数料、商品など、日々充実させてると考えられます。
つづく〜