お金は働きもの??

年金はあてになるの?貯金の利息はほぼ0円。 パートタイムで働くおばちゃんがやってる老後の資金作りのお話です。過去の経験、今やってること、それから、お金とは関係ない、出来ごとを 書いてます。

64話 ⭐️ iDeCoで自分の年金を作る⑦近年の傾向

 

私は、iDeCo投資信託)を2年ちょっと、iDeCo以外で投資信託を約8年、続けてます。

世界中の株、債券、社債、リート(不動産)、バランス(株、債券、社債、リートなど混じえたもの)に分散投資をしてます。

投資額は、銘柄によって違います。ある程度、たくさん買っているものもあれば、まだ数千円のものもあります。

 

その中で、感じていることがあります。

 

【値動きの大小はありますが、どれも、同じ動きをしてる様に感じます。】

 

分散投資をやっていれば、例えば、株が大きく下がれば債券が大きく上がると思ってました。

また、日本の株が下がれば、別の国、例えば、アメリカの株が上がると思っていました。

 

投信評価機関モーニングスター代表の朝倉智也さんの本に、こんなことが書いてありました。

 

近年、昔ながらの分散投資ではかつてのような分散効果が発揮されない傾向が見られています。

そもそも、株と債券を併せ持つことで、分散効果が得られるのは株が上がれば、債券が下がり、株が下がれば債券が上がるのが経済の約束事だったからです。

このメカニズムは、景気が冷え込んで株式相場が下落した場合は景気回復のために、金利が引き上げられるので、債券価格は上昇します。逆に景気が過熱して株価が上昇すれば金利は引き上げられ、債券価格は下落します。

ところが近年は、超低金利が続いていて、マイナス金利が導入されたと言っても、その低下には限度があります。金利の低下余地が少ないのですから、債券価格があがりにくくなっています。株価が下がっても債券もあまり上がらないとなると、分散の効果は小さくなってしまいます。

株式に関しても世界で価格連動性が高まっていて、昔ほど地域分散の効果はでていません。これはグローバル企業の台頭により世界がフラット化してることが理由の1つです。

例えばアップルはアメリカを代表する企業ですが売り上げの3割を中国で上げています。中国景気の動向はアップルの収益に大きな影響を与えてます。

 

この様な状況を踏まえると、さらに多様な資産の組み入れが分散効果を上げるためには必要だと考えます。

 

例えば、国内を主戦場とする非グローバル中小型株ファンドに目をつけるのが一つの方法です。非グローバル企業をポートフォリオに組み込めば世界の株式市場の動向から影響を受けにくくなるはずです。

また、長期的に高い成長が見込める地域に投資するファンドも選択肢になるでしょう。新興国株式に組み入れ対象になっていない、フロンティアマーケット・ネクストイレブン(韓国、ベトナムインドネシア、フィリピン、バングラデシュ、イラン、エジプト、トルコ、パキスタン、ナイジェリア、メキシコのことです。新興国に次いで経済成長する可能性があるといわれています。)と呼ばれる国々に投資するファンドが有力な候補になりそうです。

債券投資については、世界的に低金利状態が続くなか、より投資先を多様化させられると良いでしょう。国債より高い利回りの投資適格社債も投資対象として検討したいです。

 

低コストのインデックスファンドにこれらのファンドも組み合わせるとより効果のある分散投資が見込めます。

 

ただし、この様な分散投資をするのには、多様な投信がそろっている金融機関でなければできません。 

 

SBI証券にある商品で組み合わせたポートフォリオの例です。複雑なので、ある程度、投資信託がわかっている人向けかもしれません。

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私も、朝倉さんの意見に納得してますので、日本の中小の企業、ネクストイレブン社債投資信託ポートフォリオに入れてます。💕

 

つづく〜

 

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