109話 ⭐️ 積立FXロスカットの計算式
前回の108⭐️で、
3月9日のアメリカクルーズ船のコロナウイルスによる USドルの大きな下落によって
私が行なっている積立FXの 南アフリカの通貨ランドも、過去 最安値 近くまで、下落をし、
3月13日には、持ち返してきたこと、そして、この大きな下落で、考えた対策などを書きました。
今回の大きな下落を受けて、私が行なっている、積立FXのロスカットを抑える仕組みとロスカットの計算についておさらいをしてみました。
⭕️SBI証券の積立FXを 長く続けていくための仕組について
⚫︎リスクを抑えた投資効率
レバレッジを制限することでリスクを抑えれます。
レバレッジは、1〜3倍までと低く抑えています。
レバレッジは、通貨によって違います。
SBI証券積立FXでは、6通貨が購入できます。
USドル レバレッジ 1〜 3倍
ニュージーランドドル レバレッジ 1〜3倍
中国元 レバレッジ 1〜2倍
⚫︎ロスカットは、全て30%です。
FXは、判定時における証拠金維持率が30%を割り込んだ場合、強制的にポジションを決済するルールがあります。
私自身、ロスカットは、怖いと思っていますが、そもそも、ロスカットは、損失を防ぐための仕組みらしいです。
では、ロスカットの計算をしてみます。
USドルの購入例あげて計算をしてみます。
《購入例》
1,000,000円を平均1ドル120円で1年間かけて積立購入ました。
●レバレッジ1倍の場合
1,000,000円÷120円=8,333ドル購入
●レバレッジ2倍の場合
100,000円×2倍÷120円=16,666ドル購入
●レバレッジ3倍の場合
100,000円×3倍÷120円=25,000ドル購入
ロスカット率は、証拠金維持率30%です。
1,000,000円 × 0.3 = 300,000円
700,000円を超えるマイナス評価で、評価額が300,000円を切るとロスカットされます。
● レバレッジ1倍の場合
-700,000円 ÷ 8,333ドル= -84円
現在価格が120円から84円下がった場合、
つまり、1ドル36円が ロスカット水準です。
● レバレッジ2倍の場合
-700,000円 ÷ 16,666ドル= -42円
現在価格120円から42円下がった場合、
つまり、1ドル78円が ロスカット水準です。
(ちなみに、過去のドル最安値は、リーマンショック後の1ドル76円です。)
● レバレッジ3倍の場合
-700,000円 ÷ 25,000ドル= -約28円
現在価格120円から28円下がった場合、
つまり、1ドル92円が ロスカット水準です。
(ちなみに、過去のドル最安値は、リーマンショック後の1ドル76円です。)
今回は、平均1ドル120円で計算をしましたが、購入した平均価格によってロスカット水準も変わります。(購入した平均価格が下がればロスカット水準も下がります。)
また、長く積立をし、【スワップポイント=利息】が貯まると証拠金維持率を押し上げてくれるので、ロスカットされる確率は、更に低くなります。
積立FXをはじめて、3年、ロスカットのことは、いつのまにか、頭から消えていました。
今回の大きな下落を機に、積立FXのメリット、リスクについて、おさらいができました。
私が行っている、積立FXは
レバレッジ 2倍
ロスカット 30%
積立期間 3年間
3年間、100%以上〜90%の範囲で積立てましたが、
3月9日に一気に68%まで下がりました。
3月14日には、81%まで持ち返しました。🍀
68%まで下がり、ロスカットの30%までは、38%の余裕がありましたが、コロナショックからまだまだ、何が起こるかわかりません。
この大きな下落で、思ったことです。
【レバレッジを "2倍" と低く抑えていたのは、正解だと、思いました。】
【3年間 積み立てをして毎日、コツコツ貯まってきた、もらって嬉しい、"スワップポイント=利息" は、証拠金維持率を押し上げてくれる大きな力だと、思いました。】
【ピンチを逃れるためにも、チャンスの波に乗るためにも、いざという時の貯金(現金)は、大切だと思いました。】
宮古島 砂山ビーチ