🌺 出来事335
『乃笑の笑み』を読みました。
著者の乃笑さんが高校生の頃、
お母さんのすすめで
夏休みの2週間、
バングラデシュのスタディツアーに参加をして、そこで体験したことや、思いが、書いてありました。
スタディツアーは、
バングラデシュの裕福な家に泊るのでは、なく、電気も水道も通っていない、お風呂は、冷たい井戸水をかぶるだけ、洗濯は、手で洗って手で絞る、トイレは、穴があるだけの、田舎の家です。
(最初の、何日か、裕福な家に泊まったあとに、田舎の家を訪れていました。裕福な家とはいえ、日本の普通の家とくらべると、かなりお粗末な印象です、、、。)
ツアー中は、
NPOの団体のスタッフさんが、一緒に行動をしますが、バングラデシュは、アジアの最貧国、治安も、よくないし、食べ物や、衛生面も大丈夫なの?って思ったり、、、、。
乃笑さんのお母さんは、そんな危なさそうなスタディツアーを、娘さんにすすめて、心配は、なかったのか、もっと、安全なところじゃあ、ダメの?って思いましたが、、。
『乃笑の笑み』には、写真が、沢山載っていて、写真をみるのも、楽しかったです。
ツアーの参加者や、スタッフの皆さんの、手書きの似顔も、とっても、上手です。
バングラデシュの生活がわかる写真、街の中に動物(家畜)いたり、
そして、
子供達の写真が、沢山ありました。
み〜んな、クリクリで、キラキラした綺麗な目をして、笑顔が、可愛いくて、とっても幸せそうに写っています。
バングラデシュは、
雨季に訪れたのかな?。
ポテトチップの封を開けて、すぐに食べないと、5分で、シケって食べれなくなるほど湿気が、すごいこと、
包丁は、足で押さえて切る(日本の包丁とは、形が、全く違います)、
電気があるところでも、すぐに停電する、
真っ暗な夜空の星は、凄くキレイで、星空を見上げながら、皆んなて、おしゃべりをしたり、真っ暗な夜が、楽しかったこと、
サロワカと言う服が動きやすくて可愛いのが沢山あったこと、
食事や、お菓子が美味しいこと、
それから、マンゴーのタネは、食べられて、美味しいことなど、
日本とは、全く違う、バングラデシュに、
へーって、とても興味深かったです。
キレイな星空、見たいな〜。💫
見たことのない発見が出来て、毎日、皆んなで、いっぱい笑って、とても楽しそうでうらやましい、若いうちに、そんな経験が出来ていいな〜って、思っていました。
スタディツアーは、楽しい経験だでなく、バングラデシュの貧しい人達の生活も、経験します。
バングラデシュは、アジアの最貧国と言われています。お金持ちは、いますが、貧乏で読み書きもできずに、明日は生きていられるか、毎日命がけで、生きてる人が、大勢います。
物乞いをする子供が寄ってきたり、NPOがやっている学校を訪問したり、そこで、経験したことや、感じたこと、乃笑さんの願いなどが、書いてありました。
普段は、あたりまえで、ありがたさなど、感じませんが、
この本を読んで
バングラデシュの貧しい生活を見ていると、
日本は、恵まれていて、
日本に生まれたのは奇跡で、日本に生まれて良かったと、つくづく、感じます。
日本は、なんでもあって、欲しいものは、すぐに買えます。旅行にも行けます。
楽しいことをしたり、
自ら選べる自由が、あります。
日本に生まれたことが、幸せで、ラッキーだと、感謝をしながら、読んでいました。
乃笑さんに
NPOのバングラデシュ人のスタッフさんが、日本は、バングラデシュの50倍の物が、あるけれど、50倍幸せかと聞かれて、バングラデシュのスタディツアーの経験のあとに、乃笑さんの思いが、色々つづられてました。
乃笑さんは、
そんな思いや考えなんだ〜。確かに、人によって違うだろうな〜。
私は、違うな〜。
私は、50倍幸せか、わからないけれど、
日本に生まれて、幸せだと思います。
生まれた、場所に寄って、こんなにも、人生が違うなんて、
早く、世界の皆んなが、自由に安心して楽しい生活が、できるようになって欲しいです。
この本は、6年前に出版されました。乃笑さんは、その2年前ぐらいにバングラデシュに訪れているので、この本は、8年前ぐらいのバングラデシュの様子が描かれてました。
今、バングラデシュは、自由のなかった女性が働くようになりました。
街は、インフラ整備などを進めていて、どんどん変化しています。
電車の屋根に沢山の人が乗っていたのが、高架橋が、建設されて、もう少しで、最新型の鉄道(日本製の列車)が、開通したり、新しい街もどんどん開発されて、います。世界から信頼されようと、安全、衛生などの意識の改善も、またまだ、問題は、あるものの、頑張っています。
バングラデシュは、NEXT11、これからどんどん成長する国と言われています。
日本の岸田総理大臣も、バングラデシュに発展に投資をして行くと、言ってました。
バングラデシュ、これから楽しみです。
新興国が、発展しますように、、、。
『乃笑の笑み』、楽しかったです。
乃笑さんは、これからも、バングラデシュを訪問したり、出来ることを、やって行くそうです。
素晴らしい仲間たちと、頑張って下さい。
それから、最後の
ファストファッションなどの新興国での、安すぎる酷い労働に、考えさせられました。
以前あった、縫物工場の建物の崩壊も、あってはいけません。
私も、ファストファッションは、安いので、使い捨でいいやと、思っていましたが、
物を粗末には、してはいけない、大事にしないと、と、反省しています。
皆んなが、楽しみのある生活ができるようになって欲しいです。