155話 ⭐️ バフェットさんを振り返る
"オマハの賢人、"投資の神様と言われる、
ウォーレン・バフェットさんは、
世界中で、尊敬されている投資家ですね。
バフェットさんの投資会社
"バークシャー ハサウェイ"の 株価は、
50年以上、年率 20%を超えるリターンを達成しています。
バフェットさんは、
1930年、アメリカのオハマに生まれます。
幼少期から数字に強くて、
雑貨店を経営していた祖父と、株式の仲買人の父の影響もあり、お金に、関心を持っていました。
子どもの頃は、
新聞配達などをして、お金を貯めました。
11歳で、初めて株を買い、
15歳で、農地を購入して、人を雇っていました。
若くして、人に働いてもらうことの魅力を知り、
投資を究めようと、
"バリュー投資の父"と、言われる、
ベンジャミン グレアムさんに 学びます。
大学卒業後は、
父の証券会社やグレアムさんの投資運用会社で働き、
26歳で、投資パートナーシップを立ち上げます。
その後、投資で、成功と失敗を経験しながら、現在のバークシャーを築き上げていきます。
バフェットさんの
【最大の失敗】は、バークシャー ハサウェイの買収です。
バークシャー ハサウェイは、紡績会社でした。
バフェットさんは、バークシャーの株式が、事業を諦め、保有資産を全て売り払った際に得られる金額を大きく下回って取引されていることに目を付け、株を買い進めました。
バフェットさんが、バークシャーを買ったのは、 バークシャーを 保有するのではなく、経営者が、適正な価格で買い戻すのを期待してました。
1株当たり7~8ドルで、取得し、
11.5ドルでの買戻しを約束したものの、
経営者から、11.375ドルでと、言われ
頭にきた バフェットさんは、
バークシャー株を 買いしめ、経営権を握ってしまいます。
その頃の アメリカの紡績産業は、
安価な輸入品に 価格競争力を奪われ、商売が、繁盛することは、ありませんでした。
0.125ドルを妥協できなかったことで、
その後、巨額の赤字を出し続ける事業に苦しめられます。
バークシャーの失敗の経験と、バフェットさんの パートナーのチャーリー マンガーさんのアドバイス、
" そこそこのビジネスを素晴らしい価格で買うことは、忘れて、
素晴らしいビジネスをそこそこの価格で買いなさい "
によって、
強いブランドを持つ 企業を長〜く、保有する、
ことになります。
社名を【バークシャー】と、そのままにしているのは、
"二度とこのような失敗はしない"
という想いだそうです、
その投資は、
企業のオーナーとしての投資です。
株でなく、ビジネスを買うという投資姿勢です。
株式を、市場で売買されている株券ではなく、株式は、企業の、オーナーという、考え方です。
バフェットさんの投資先で、大好物のコカ コーラは、
秘密のレシピの、褐色の液体が、世界中で稼ぐ利益の持分に対する オーナーということです。
バフェットさんは、
ビジネスが ずっと、利益を生み続けるほどの強さを維持できるかどうかを考えます。
株式市場で、上がったり、下がったりで、トレードされてる、株価は、全く気にしません。
ビジネスの強さについて確信が持てる企業を
継続的に買い増しするのに、株価が下落したほうが、同じ価値を持つものをより安い価格で、買うことができます。
バフェットさんが、企業を選択する基準です。
◯ ビジネスが理解可能である
◯ ビジネスの長期的な見通し
◯ 経営陣が誠実かつ有能なこと
◯ 安価な価格で買える
バフェットさんは、よく理解できる企業への厳選投資を行っています。
バフェットさんは、理解のできない 上がったり、下がったりの 相場の予想はしません。
バフェットさんは、
自ら理解できる 素晴らしい経済性を有する企業を特定し、理解しているビジネスのみを保有してます。
株価が暴落した時に、買い増しています。
🌺 厳選投資は、バフェットさんだから、できるのだろうと、思ったり、します。
私は、企業の特定は、出来ないし、それに集中することも、出来ないので、厳選投資は、まず、できません。
なので、投資のプロが運用する、投資信託などに、分散して投資しています。
バフェットさんが、おっしゃる中で、
自分にもできること、
企業の一員であることを忘れないで、長期的に行うこと、出来るだけ安い時に、買い増すことなどを、実践しています。
バフェットさんは、今、90歳ぐらいでしょうか?
今も、コカコーラと、ハンバーガーが、大好物で、食べています。
お友だち(凄い人)にも、コカコーラとハンバーガーをおごって、いるそうです。
生活も、地味で、ガラ携帯を使っている?とか?。
そんな、人柄が、親しみやすくて、世界中の人に、好かれるのでしょうね。