お金は働きもの??

年金はあてになるの?貯金の利息はほぼ0円。 パートタイムで働くおばちゃんがやってる老後の資金作りのお話です。過去の経験、今やってること、それから、お金とは関係ない、出来ごとを 書いてます。

🌺 出来事120 思うこと

 

朝のニュースで、コロナの 重症患者の治療を若い人を優先にするのではなく、年寄りも、同等の治療をする、規則を設けると報道してました。

 

そして、どこまで治療をするか、患者が選ぶか、患者に意識がない場合は、家族が、選べるようにすると、言ってましたが、

意識があったとして、本人が治療を選ぶのも、気持ちの上で、大変かと思いますが、

 

【重症患者の家族が治療方法を選ぶ】のも、

辛いものです。

回復すれば、良いのですが、

亡くなったり、後遺症が残ると、

家族の少ない、無知な私は、自分が、犯罪を犯した、そんな気持ちになります。

 

緊急を要する治療は、突然、電話で、治療をやるかやらないか、決めなければいけません。

そして、後日、書類に署名をします。

素人に、突然、言われても、分からないし、冷静でいられないし、結局、医師の、治療に同意するしかありません。

(病院は、問題が起きた時のために、訴えられないように同意を求めるそうですが、知らない素人に同意を求めるのもどうか?と思ったりもします。)難しい問題です。

 

私は、3年前に、父を亡くしました。

穏やかで、優しい、父でした。

 

3年前の9月末の夜、母から

「お父さんが苦しいと、言ってる」

と連絡があり、

かかりつけの総合病院へつれて行きました。

かかりつけの病院の検査では、循環器に原因があると言われ、あいにく、循環器の医師が、ずっと休暇中で、不在のため、他の総合病院を紹介され、救急車で、搬送されました。

 

搬送された病院では、夜中から明方まで、かなりの時間、検査をしていました。

結果は、

「心臓の血管に血液の固まりが詰まっていて、それが頭に行くと、大変なことになる。」

との事でした。

そして、そのまま、入院。

すぐに、カテーテルを行いました。

カテーテルの後、血液の固まりは、なくなり、心臓に血液が流れている写真を見せていただきました。

 

ホッとしました。

 

父は、日に日に良くなり、退院を待つばかりでした。

病院では、退院に向けて、毎日、筋肉が弱らないように体操をしたり、薬以外の、治療をしてくれてました。

 

 

ところが、いつものように、病院へ行くと、直ぐに、面会をさせてくれません。

 

 

不吉な予感がしました。

 

 

1時間ほど待たされ、父のところへ行くと、父は、ぐったり、してました。

「お父さん!」

と呼ぶと

頑張って、薄眼を開けるぐらいです。

 

 

医師に呼ばれて、説明がありました。

「血便というより、出血しているので、出血が止まるのを待ちます。」

「出血してるところは、胃、十二指腸、小腸、大腸の何処か検査をしないと分からないです。」

と、言われ、出血が止まるのを待ちましたが、血は止まりません。

 

なんとか意識のある(うなずくか首を振るだけですが)父の意見を聞いて胃の検査をしましたが、胃は綺麗でした。

胃からの出血であれば、そのまま内視鏡で治療が出来たらしいです。

 

そうすると、腸からの出血と言うことになりますが、腸の検査は、身体にかなりの負担がかかるため、医師からは、進められませんでした。

 

【父は、腎臓病も、あり、血止め薬は、使用できません。】

 

輸血をしながら、血が止まるのを待ちました。

 

入院から、1ヶ月の10月末、

 

突然、大量の出血をし、亡くなりました。

 

 

後悔ばかりです。

自分が、何も知らないがために、こんなことになってしまったと、

今、思うと、カテーテルをやる前に他の選択肢や、私が、父の身体の状態をもっと、わかっていて、事前に冷静に、医師に伝えていたら、

父の身体のことがわかる、かかりつけの総合病院に循環器の先生がいてくれていたら、、、

それから、父は、こんな治療を望んでいなかったかもしれない。などなど、、、、。

 

父は、人口呼吸器をつけ、首や、お腹に機器を付けるための穴を開けられ、機器を外さないようにと、手足を、紐で固定されてました。手足は、動かせますが、機器に触れないようにされてました。

その治療に同意をしたのは、私です。

 

 

会話もせずに亡くなってしまいました。

入院中、伝えたかったことが沢山あったんじゃないかと思います。

 

自分だったら、身体に穴を開けられて、機器をたくさんつけられて、手足を紐で固定されて、死んでいくのは、嫌です。

自分が、嫌なことを、父にしてしまったと、後悔ばかりです。

 

 

テレビのニュースでも、聞きにくいことでは、あるけれど、元気なうちに、どんな治療をしたいか、きちんと、家族と、話し合うことが、大切だと言ってました。

 

 

その通りだと思います。

必ず誰もが通る道です。

自分のためにも周りのためにも、自分の最後の治療方法は、自分で決めておこうと思います。

(本当は、死ぬまで元気で、コロッとを望んでいますが、、、、。)

 

最近は、ずっと、避けていた、病気にかかるテレビや、本も見るようになりました。

 

朝のニュースを見ながら母と話そうと、しましたが、無視されました。

 

とても、大事だけど、相手に勘違いをされたり、難しいです。

 

母には、元気に、長生きして欲しいです。

 

 

それから、私は、数年前に、離婚をしてます。

(いつ離婚したか忘れました〜。😄)

全く、後悔は、してません。😁

自立した老後がおくれるように、今から、少しずつ考えていかないと、と思っています。

 

 

ダリアが綺麗です。

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