🌺出来事49 山ユリの香り
山ユリが咲きました。
ユリは、花が咲いてるうちに、積んで、上手く球根が育つと、年々、花の数が増えていきます。
花びらが散って、種ができる前に、葉っぱを 残して、花を積まないと、種に栄養をとられてしまい、球根が育ちません。
私の母は山ユリが大好きです。
今年も、種ができる前に、山ユリの花を積んで家に飾ってました。
私は、山ユリは、好きでは、ありません。
花びら のブツブツと、強烈な、香りが苦手です。(私には、栗の花のような匂いがします)
山ユリの花が家の中に1輪あるだけで、戸を閉めても、家中 全てが、山ユリの強烈な匂いがします。
私は、山ユリが 家の中にあると、毎年のように、顔がかぶれて、喉がいたくなります。
毎年 同じ症状がでます。
それも数日なので、いつもは我慢してましたが、
今年は、いつもより酷く、目や、口の周りがかぶれ、口や喉が痛くて仕方ありません。目をつぶると、臭い、膿がでるような感じです。
たまたま、体調が良くなかったところに、重なってしまったのかもしれません、、、、。
母に、
「ごめんなさい、山ユリだけは、家に持ち込まないで欲しい」
とお願いをしました。
母と山ユリには、申し訳ないないのですが、どうしようもありません。
山ユリは、今、家の外の軒下で、バケツに入っています。
山ユリを外に移動して5日たちますが、体調がすぐれません。
せっかくなので、山ユリについて、書いてみました。
山ユリは、日本原産です。
カサブランカの交配親として知られています。
球根は【ユリ根】として食べられることで 有名です。
主に 中部地方から北の山地に自生しています。
山ユリは、【ユリの女王】と呼ばれています。大きくて、美しい姿から、【荘厳】という花言葉がつきました。
開花した花から 強い香りがただようのは、山ユリの大きな特徴です。
野生のユリは群落を作らずに、野や山にポツリポツリと点在しています。
木や雑木の中に埋もれていることも多く、他の花がない場所に一輪だけポツンと 咲いている事もあります。
山ユリは虫媒花です。
昆虫の力を借りて授粉します。
ですが、周囲に花のない場所で虫を集めるのはとても困難です。
そのため、大きな花と強烈な匂いを身につけたのだろうと言われてます。
山ユリの大きな花と、強烈な匂いは、仲間を増やして、生き残るためなのですね。
私は、山ユリは、苦手ですが、
母も 含めて 山ユリの 花や香りが、大好きな人は、沢山います。🌸