42話 🐥 金とプラチナ
以前は、金よりプラチナの、価格が高く、それが当たり前でした。
今は金がプラチナより高くなり、逆転をしてます。
本日11月17日の朝 5時点で
プラチナ(1gあたり)
売り 3,104円
買い 3,249円
金(1gあたり)
売り 4,417円
買い 4,497円
金の価格が1,000円以上、上回っています。
上記の金額は、SBI証券のプラチナ、金の取引情報です。
私も、昨年から、ほんの少しですが、SBI証券でプラチナと金を買いはじめました。
プラチナと金について、どんな、感じなのか、まだ、つかめてません。
SBI証券では、1,000円単位で購入ができます。それプラス2.1%の手数料がかかります。
購入するときは、プラス2.1%の手数料を計算してお金を入れないと、購入ができません。
少し不便です。
例えば、1,000円分購入する時は、1,021円必要です。
また、手数料が2.1%は高いような気がしますが、、、。😥
やってみないことには、わかりませんので、楽しみながら、少しずつ買い足していこうと思います。
金は、これから安くなるのか、プラチナは、高くなるのか、たまに、チェックをしてます。
今のところは、昨年と、かわらないです。
プラチナと金について調べてみました。
なぜプラチナは金より安くなったのでしょうか❓
プラチナの方が金より希少性の高いにもかかわらず、なぜ金より安くなったのでしょうか?
金は総需要量のうち、5割以上が宝飾品、1割程度が工業用部品として使われています。
プラチナは宝飾品としては3割程度で工業用が6割以上です。
プラチナは、自動車産業において使われることが多く、ガソリン車や、ディーゼル車からでる有害な排気ガスを抑える効果があります。車の売れ行きが悪いと価格が下がってしまうことがあります。
リーマンショック時は、世界的な不況となり自動車の売れ行きは悪化しました。プラチナ相場も影響を受けて急落しました。
また、電気自動車の普及が進むと、プラチナの需要がさらに減ります。
装飾としてのプラチナ人気は中国と日本に集中しています。
特に中国は宝飾品素材としてのプラチナ輸入量が世界トップでした。
しかし、中国のプラチナ需要は減少傾向にあります。中国の宝飾店が利益を上げるためプラチナの純度を下げたアクセサリーを作るようになったことも原因の1つです。
価格変動が激しいプラチナに対して金は安全な資産として人気があります。金は世界共通の通貨と言える資産で、不景気の時に相場が上がりやすい金属です。
世界経済が不安定な昨今、【守りの資産】として金を保有する人が増加してます。
プラチナは通貨の素材となることはありますが、金のように世界中で価値を保ち続ける保証はありません。
このようなことから、金とプラチナの逆転現象が起きています。
世界に流通するプラチナの9割が南アフリカ共和国とロシアで産出されています。そのため両国の経済状況によってはプラチナ価格が再び高騰することはあり得ます。
実際に、1998年のロシア金融危機の時はプラチナの輸出が止まって価格が上がりました。2008年、リーマンショック直前も南アフリカの財政難への懸念や現地鉱山会社の経営ストップなどによりプラチナ価格が急騰しています。
今後、南アフリカとロシアの二大輸出国の状況次第で価格の変動は考えられます。
そうとはいえ、金とプラチナの逆転現象解消には長い時間がかかると予測する声もあります。しかし、相場の上下が激しいプラチナは、金よりも利益を得るチャンスが多い資産であるとも言えます。
プラチナの価格が低迷しているうちに購入しておき、長期にわたって保有していれば、いずれプラチナ価格が高騰した時に利益を上げることができると主張する投資家もいます。
また、自動車以外の、工業用として、プラチナの需要が高まった時、中国の宝飾品として人気が復活した時には、プラチナに期待ができるかもしれません。
プラチナも金も、やってみないことには、わかりませんので、細々と長く続けていこうと考えています。💕