41話 🐥 来年3月、イギリスはEU離脱をするのでしょうか
最近、イギリスのEU離脱の話題を耳にします。
今日のニュースでも、取り上げられていました。
昨年、私は、積立FXでイギリスポンドを購入しました。
136.05円 / ポンドで購入し、
今日現在は、144.97円 / ポンドです。
イギリスポンドの過去最高額は、190円 / ポンドです。
なので、190円 / ポンド、近くまでもち続けたいと思っています。
ところが、来年3月にイギリスがEUを離脱するかもしれません。
その影響は、大きいと言われます。
なので、イギリスポンドを、今後どうするか、考えています。
(考えているうちに、波に乗り遅れてしまうのが、私の毎度のパターンです、、、😅)
イギリスは、アメリカ、中国と並んで、欧州の企業や金融拠点があつまるマーケットの中枢です。
イギリスがEUから離脱すると、世界中に、大きな影響が及ぶ、と言われてます。
⭕️なぜ、イギリスはEUから離脱したいのでしょう。
イギリス国民をEU離脱へ突き動かしたの原因の1つは、移民の増加です。
イギリスでは、移民でも適切な手続きをとることで福祉手当が受けられます。
無料で医療施設を利用できるなど、移民でも、充実した社会福祉が適用されます。その負担を担うイギリス国民の不満が高まりました。
かつては、福祉制度、社会保障における、お手本だったイギリスですが、社会制度を支える経済基盤は、だいぶ、弱まってきました。
経済が苦しい状況の中、移民は増え続けてます。
移民の社会福祉の税負担を担うのはイギリス自国民です。
イギリスは本来ならば経済政策に回したいはずの税予算を、移民のために社会福祉へと回さざるを得なくなっます。
イギリスの社会福祉制度を利用する移民も、イギリス国内で働き始めています。
現在のイギリスでは、失業率が増加し、仕事が有り余って人員需要が上回る社会状況ではありません。
イギリス自国民と、移民で、少ない雇用を奪い合う状況になり、イギリス国民の反移民感情は高まっています。
こうして、EU加盟による移民問題が、イギリス国内における税負担、失業不安の増加と雇用の奪い合い、治安の悪化がイギリス国民をEU離脱へ突き動かすことになりました。
⭕️イギリスがEUから離脱をすると、どんな影響が出るのでしょう。
ロンドンは欧州マーケットの中枢でした。欧州連合・EU加盟国である という経済的な信頼性のもとに成り立っていたロンドンは、EU離脱をすると欧州マーケットの中枢としての機能を失うことになると予想されています。
近隣各国の金融機関が拠点を置き、世界経済を動かす取引が絶え間なく飛び交っている世界的なマーケットです。
欧州連合・EU加盟国であるイギリス・ロンドンは、ロンドンに拠点を置くことで、EU加盟国27カ国で、認可なく自由にヨーロッパ展開ができる、という強みがありました。
イギリスのEU離脱によって、ロンドンに企業・金融拠点を置いても、ヨーロッパ展開が狙えないと、ロンドンに拠点を置いていた金融機関や企業は、ドイツ・フランスに移転するだろうと言われています。
こうして、ヨーロッパ進出企業の中心地であったロンドンが、欧州マーケットの中枢として地位から崩れ落ちることが予想されています。
マーケットの信用が弱くなり、イギリス通貨・ポンドが暴落が始まるだろうとも予想されてます。
⭕️日本への影響は
現在、イギリスに進出している日本企業の数は900社以上と言われてます。日本のイギリス投資は、アメリカに次ぐ世界第2位です。
ロンドンがヨーロッパマーケットの中枢から陥落すれば、イギリスに進出する日本企業は大打撃を受けるでしょう。
とテレビなどで、言われてますが、移民問題を抱えててるイギリスの人達の気持ちは、納得させられます。
私は、イギリスはEUを離脱をしたとしても、一時的に、厳しい時期があると思います。
ですが、必ず乗り越えて、また、経済のトップに立つと思います。
ドイツ、アメリカ、ほかにもたくさんの国で、移民問題を抱えます。
難しい問題なのですね。